京都産の仕上砥点セットですいずれも戸前で仕上砥最終仕上砥まで色々試せる点です尚端付近はどれも完全平面は出ていないため使いながら育ててください写真枚目左から順に正本山合砥の黄板系 毎月のアカウント残高の日付後に請求通知が届きます。ご確認の上、お支払い手続きをお願いいたします。
京都産の仕上砥3点セットです。
いずれも戸前で、仕上砥~最終仕上砥まで色々試せる3点です。
尚、端付近はどれも完全平面は出ていないため、使いながら育ててください。
写真1枚目左から順に、正本山合砥の黄板系、中山浅黄、中山水浅黄(ダマスカス水浅黄)になります。
黄板系合砥は手挽きの古い砥石で、やや脆い為カシューにて養生し対策済みです。裏面彫刻刀を研いだ様な跡が有ります。
中山浅黄は、裏面部分的に脆い箇所が有る為、カシューにて養生しています。
中山水浅黄は、筋・ヒビ無く割れる要素は少ない為、養生は当面不要と判断し行っていません。
同じ刃物を用いて研ぎ汁を出した写真を掲載していますが、研ぎ汁の様子が砥石の性質をよく表しており、以下説明と合わせて参考にして頂ければと思います。
黄板系合砥は中硬の仕上砥で、滑らかな黒い研ぎ汁が反応良く出ます。鋼材によりけりですが研ぎ汁が黄変しない砥石は研いでいる最中に錆びる現象が起こり難く、薄い砥石ですが性能の良さが際立ちます。用途的には仕上げ研ぎの最初に使うと適任です。こうした硬過ぎず研磨力の比較的有る砥石で完全に下地研ぎを終わらせてから、必要に応じより細かい砥石に進むのがお勧めです。
中山浅黄は、研ぎ汁の写真は殆ど写らず極めて少量しか出ていません。この手の砥石は鏡面に近い仕上がりになりますが、実際に仕上がりは概ね鏡面に近いものとなります。用途的には名倉かダイヤ砥による泥出しと併用し、最終仕上げ付近か最終仕上げに向く砥石です。
中山の水浅黄は、非常に硬く全然減らない石なため研ぎ汁を吐かないと予想したのですが、以外にもこの石は少ないながら研ぎ汁を吐いてくれます。研ぎ汁の上で力を抜いて研ぐか、名倉やダイヤ砥の泥出しを併用して研ぐと、薄曇りの鋭利な刃に仕上がります。超硬口にも関わらず反応してくれる良質な砥石です。用途としては、刃物によって最終仕上げ付近か最終仕上げにするか選ぶ感じになると思います。
・正本山合砥 戸前 黄板系 手挽
178×63×10mm、263g、中硬(軟口寄り)、曇り系、仕上砥
・中山 浅黄 戸前
219×82×17mm、689g、硬口、鏡面系、最終仕上砥付近~最終仕上砥
・中山 水浅黄 ダマスカス 戸前
224×68×12mm、448g、超硬口、薄曇り…
カテゴリー:
DIY・工具##研磨・潤滑工具##砥石
分割払いを選択する場合は、各回の返済日と返済額をよく理解してください。支払いが遅れると追加料金が発生する場合があります。