根に一番近い部分を使用し姿はどっしりとして美しく、茶花も映える銘竹です。御書付は立花大亀老師、作は名工稲尾誠中です。箱は蓋裏に大亀老師が『和心 紫野大亀(花押)』と書き付けし、共箱は箱脇に『竹花入 誠中斎』として印が捺してあります。銘はお茶席に使いやすく、また季節を問いませんので重宝します。「おとし」付属しております。水漏れございませんのですぐにお使いになれます。キズ、お直しございません。稲尾誠中の共裂付属しております*写真⑯。
高さ28㎝ 上部径9.2㎝ 底径10.7㎝ 背面穴径1.1×2.0㎝*写真⑩
共箱。共裂。
『和心』
【読み】
わしん
【意味】
心を和らげる。また、和らいだ心。和神とも書く。「和」とは
、一つに融け合うこと、一体になること、平等一味の世界に生きることををいう。利害得失を離れ、生まれながらの自己による交わりによって互いの尊厳を認めた上での平等の心。茶人は千利休の言う「直心の交わり」によってこれを実現する。
▢立花大亀(たちばなだいき)
明治32年(1899)~平成17年(2005)
僧侶。臨済宗大徳寺最高顧問。花園大学学長。
明治32年(1899)大阪府生まれ。菩提寺の檀家総代の家に育つ。21歳の時、堺市の南宗寺で得度し、禅僧として歩み始める。大徳寺塔頭の徳禅寺住職を経て、昭和28年(1953)に大徳寺派宗務総長、さらに管長代務者に就任。昭和57年(1982)からは花園大学の学長を務めた。茶道に精通し、茶人や書家としても知られる。また、茶の湯や50年代に携わった経済誌の企画を通じ、池田勇人元首相をはじめ、福田赳夫元首相、松下幸之助ら多くの政財界人と幅広く交流。禅の教えを元にアドバイスし、「政財界の指南役」と言われていた。著書に「利休に帰れ」「死ぬるも生れるも同じじゃ」など多数。平成17年(2005)8月25日歿105歳
▢稲尾誠中(いなおせいちゅう)
昭和22年(1947)~
指物師。京指物。京都。京指物を家業とする家に生まれ、祖父から受け継がれた技法を基本とし、昭和44年(1969)より制作を行う。47年、元建仁寺管長の竹田益州老師より「誠中斎」の号を拝受。その後、京指物継承30周年の節目に当たり「誠中」と改める。
【参考文献】
茶掛の禅語辞典 淡交社
茶道具の名工・作家名鑑 淡交社
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カテゴリー:
ホビー・楽器・アート##美術品・アンティーク・コレクション##工芸品
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